若き小児外科医の熱い想いに打たれるストーリー
医療ドラマでも、小児外科を扱う珍しい作品「最上の命医」。
実は漫画原作というのを知らずに観たのですが、大正解でした。
役者陣もなかなか素晴らしいバランスで揃っています。
今回、セクシーショットはお預け(笑)の斎藤工さん。
コード・ブルーではフライトナースで大活躍の比嘉愛未さんはこの作品では研修医。味があって絶妙な存在の泉谷しげるさんに、実は暗い過去をひきずる副院長役の陣内孝則さん。気が強い役はお手のもので個人的に大好きな板谷由夏さんに、浅黒く顔も濃い池内博之さん。
小児外科がない病院で踏ん張る小児外科医の奮闘
海外から帰ってきた小児外科医の西條命(さいじょうみこと)の赴任先では小児外科がない。
前半は、その中であらゆる患者に対し、実力を発揮して回りの仲間からだんだん認められていく様子を描いています。
斎藤工さんの穏やかな笑顔が印象的な役柄です。セクシー路線からはずれ、またひとつ代表作を作りましたね!
SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~にゲスト出演されていた頃が懐かしい!
ついに小児外科が復活!無限の樹形図を作っていけるか!?
世界初の症例など次々と結果を残していく西條先生の、たんたんとした演技がまた清々しいですね~。
更に素直じゃない危先生の「ったく、やってくれるぜ」感に思わずフフッとほほ笑んでしまう自分がいたりして。
小児外科が復活!!!ぃやったー!!!
と思いきや、瀬名先生は富山の病院へ・・・。ありゃー・・・まさか途中から別の病院に行っちゃうなんて・・・。
個人的には、やっぱり大好きな「子供が嫌いだけど小児外科に入る真中先生」がいいですね~。
ドラマ化されると、いろいろ設定が変わったりする事があったりしますが、原作を読んでいない私は純粋にテレビドラマとして楽しめました。
それでも、あえて恋愛的要素を含ませずサラっと流して、でも若干のドキドキ感は味わえる、絶妙なバランスの気持ちいい作品だったと思います。
オープニングテーマの、HI LOCKATION MARKETS「ライフラリズム」、私は結構お気に入りです。
しかも9話~10話はまた泣ける!!レミオロメンもい~感じで入りますね。
スーパードクター西條先生、だけでなく、仲間がしっかり支えてくれているというこの感動!仲間っていいな、と共感。
職場でなかなかいいチームって作るのは難しいんですよね。それでも憧れる。だからドラマを見て元気をもらえるのです。